弊所における取扱業務の一つの柱は事業再生に関する法務です。
事業再生分野は、事業再生の第一人者である清水直弁護士の後継者である清水修弁護士を中心に対応しております。
事業再生分野に携わる弁護士にとって重要なことは、合意形成に向けた筋道をつけることです。企業が破綻に直面したとき、企業は様々な意味で正常な経済活動を行うことが困難な状況に陥っています。そうした中、従業員の賃金・雇用を確保し、経営者・役員の不安を取り除き、取引先を可能な限り守り、仕入先に協力を願い、金融機関の理解を得て、スポンサー等の協力者の支援を仰ぎ、正常な経済活動を取り戻す。この過程において、関係するすべての人の心理、意思決定・行動のパターンをよく理解し、それぞれの部署の人に、それぞれの立場で再建に協力しようという気を起こさせる。そのために、在るべき企業再建方針に基づき、時に法律技術を駆使して、時に諦めること無く粘り強い交渉を続け理解を得る。これを実践することが弊所の事業再生法務です。
また、事業再生に携わるプレイヤーである弁護士・公認会計士・税理士・アドバイザー・コンサルタント・FA・ファンド・その他事業者等と連携して業務を行ってきた経験・実績等から、必要に応じて、最適なチームを組成して、規模の大小を問わずあらゆる案件に対応できる体制を整えることができます。