12/23「オープン・イノベーションにおける契約・特許戦略の要点と成功させるポイント」 溝田宗司

弊所代表の溝田弁護士・弁理士が、2019年12月23日(月)東京にて「オープン・イノベーションにおける
契約・特許戦略の要点と成功させるポイント」と題してセミナーを行います。

講師:溝田 宗司
日時:2019年12月23日(月) 13:00-17:00
会場:都内中心部で調整中

ご希望者は、下記リンクよりお申し込み下さい。


<講師の言葉>
弁護士として、オープン・イノベーションにまつわる様々なケース(主に契約交渉や契約書作成)に携わってきました。いずれのケースも、大企業がハンドリングしているケースがほとんどいってよいですが、中には失敗に終わったものも少なくありません。
オープン・イノベーションは、外部リソースの活用という意味では、従来のパートナー企業との取引と一致しますが、大企業にない物を生み出したいからこそ、実施されるものです。したがって、従来のパートナー企業との取引とは異なるものであることを認識する必要があります。この認識が欠けたまま進めるオープン・イノベーションは、失敗に終わる可能性があり、実際、とん挫するケースが多いのが実情です。
オープン・イノベーションを本気で成功させたいなら、明確にゴールを設定した上で、これまでの自社事業と連続性のある従来のパートナー企業との取引と、自社事業とは非連続であるオープン・イノベーションが全く異なるものであることに注意すべきでしょう。その上で、フェアに契約交渉をし、フェアな知財の取決めをする必要があります。大企業側・スタートアップ側双方の数々のケースを取り扱ってきた講師としては、フェアな条件で合意することがオープン・イノベーションを推進させる上で必須であると考えています。
本講義では、上述したことを深掘りし、大企業がスタートアップと上手に付き合い、オープン・イノベーションを成功させるポイントを解説したいと思います。また、フェアな条件で合意形成する視点や大企業の考え(思惑)に関心があるスタートアップやベンチャーからの参加もお待ちしています。